夏のファッションとSDGs

こんにちは、osaRe:(オサレ)スタッフです。

残暑が続き、秋になるのが待ち遠しい季節になってきましたね。


でも、夏を最後まで楽しみたい!

夏は、アクセサリーが魅せやすい季節とも言えます。

夏らしいシーグラスとシー陶器を使ったアクセサリーをつけて、最後まで夏を満喫してはいかがでしょうか?


シーグラスとは?

シーグラス(sea glass)は、海に捨てられたガラス瓶やガラス製品の破片が、長い時間をかけて波や砂で削られて丸くなり、曇りガラスのようになったものです。美しい見た目から、アクセサリーやインテリア素材として人気があります。


シー陶器とは?

シー陶器(Sea Pottery、または Beach Pottery)は、

海に流れ込んだ陶器の破片が、波や砂によって長い時間をかけて丸く滑らかになったものです。

もともとは、食器(茶碗・お皿・カップなど)、タイル(建材や装飾用)、陶磁器の置物 などが割れて流されたものです。


シーグラスもシー陶器も、元々は海洋ゴミです。

リサイクルや環境教育、地域づくりなどに役立つ素材なのです!


SDGsとの関係

SDGsは、国連が定めた2030年までに達成すべき17の持続可能な開発目標。

シーグラス、シー陶器に関係する主な目標は以下の通りです。


目標12:つくる責任 つかう責任

・シーグラスは元々「ごみ」だったものです。

・本来は環境に悪影響を与える「海洋ごみ」ですが、

 それを再利用してアクセサリーなどにすることは、リサイクル・アップサイクルの良い例です。


目標14:海の豊かさを守ろう

・海にガラスやプラスチックが流れるのは海洋汚染の一因です。

・シーグラスを通して、「海にごみを捨てないこと」や「海の環境保全」の大切さを学ぶきっかけになります。


目標11:住み続けられるまちづくりを

・地元の海岸でシーグラスを拾い、地域の特産品として活用する取り組みは、地域活性化や観光資源化にもつながります。


美しさの裏に「環境問題」や「持続可能な社会づくり」へのヒントがある。

とっても素敵ですよね。

シーグラスを拾いをしながら海洋のゴミも一緒に拾うなどして、地球環境にもお役立ちできるのって気持ちいいです。

シーグラスについては、見た目の美しさから、海で拾った経験がある人も少なくないのではないのでしょうか?

これからは、シー陶器についてもう少し深掘りします。


シー陶器の“元”はいつのもの?

シー陶器は、海に流れ着いた陶磁器の破片が波や砂で丸く削られたものです。

そのため、以下のような時代・種類の陶器が含まれていることがあります。

① 明治〜昭和初期

 多くのシー陶器はこの時代の和食器の破片であることが多いです。

 大量に陶磁器(有田焼、瀬戸焼、美濃焼など)が普及した時代で、

 青い絵柄の和食器(染付)や白磁、藍色の模様が特徴です。

② 大正〜昭和

 モダンな柄や色使いの器(洋風デザインなど)が登場した時代です。

 戦時中に破損・廃棄された陶器や、終戦後の混乱期に廃棄され、海に流出しました。

③ 昭和後期〜平成初期

 カラフルな家庭用食器やマグカップ、タイルなどが普及した時代です。

 海岸の開発やごみ投棄により、家庭の陶器が海に流出しました。

④ 海外の古陶器

 一部の港町で、外国船からの投棄や難破で流れ着いた「輸入陶器の破片」があります。

 例えば、イギリスのビクトリア朝時代の陶磁器(ブルー&ホワイト)などです。


シー陶器が、どこで拾えるかで「時代」が変わる!


私も、シーグラス、シー陶器が好きで、神奈川県の由比ヶ浜に拾いに行ったことがあります。

地域や時代ごとに、背景が違うので、世界に一つしかないものと出会うことができます。

そんなシーグラス、シー陶器を使って、オリジナルアクセサリーを生産して、販売しているハンドメイド作家さんもいらっしゃいます。

全国の主要都市で定期的に大規模なハンドメイド作家さんのマーケットが開催されています。

ハンドメイド作家さんによって制作された想いのこもったハンドメイドアクセサリーを

購入し身につけることで、よりハンドメイド作家さん、応援することになります。

より多くのハンドメイド作家さんが活躍できる土壌を作っているのは、消費者である、

あなた自身とも言えます。

これに私が気づいた際は、アクセサリーを楽しむ理由が1つ増えて、

よりハンドメイドアクセサリーを身につけることが楽しくなりました。

こだわったアクセサリーを身につけて、夏を最後まで満喫してはいかがでしょうか。

終わりに

いかがでしたか?

オシャレをすることで、地球環境に貢献ができることって素敵なことだと思います。

世界にひとつしかないシーグラスやシー陶器で作られたアクセサリーを身につけて、毎日が楽しく過ごすきっかけになったら幸いです。

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SKY'S THE LIMIT(スカイズザリミット) 社長兼丸昌也のSDGsへの関心から始まった、ファッション事業「osaRe:(オサレ)」 コンセプトは『もっとじぶんを好きになる。』

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