ファッションテックで変わる服の未来

こんにちは!osaRe:スタッフです。

早いもので、今年も約1ヶ月が過ぎました。

ますます冬も本格的になり、体調には気を付けていきたいところですね。

さて、2024年は、2022年に台頭したChatGPTをはじめとした生成AIが更なる精度と進化を遂げ、業務で活用しているという声がとても身近になってきたように感じます。

ファッション業界でも、テクノロジーとの融合、「ファッションテック」が年々進化の一途を遂げていっているのをご存じでしょうか?

AI、VR/AR、IoTなど最新技術が、服の製造・販売・消費のあらゆる場面に革新をもたらしており、私たちのファッション体験を大きく変えようとしています。

そこで今回は「ファッションテック」をテーマに、最新事例と未来への展望を書いていきたいと思います。

最新の活用事例

1. メタバースとデジタルファッションの融合

近年、メタバースが大きな注目を集めており、ファッション業界もその波に乗っています。2023年3月にDecentralandで開催された”史上初”のメタバース・ファッション・ウィークでは、Dolce & Gabbana、Tommy Hilfiger、Etroなど、多くの有名ブランドが参加し、デジタルファッションショーやバーチャルストアを展開しました。

メタバース・ファッション・ウィーク

デジタルファッションは、現実世界では存在しない、デジタル空間限定のファッションアイテムです。NFTとして販売されるケースも多く、所有権や希少性を明確にできる点が特徴です。環境負荷の低さや、現実では不可能な斬新なデザインを実現できる点も魅力です。

例えば、The Fabricantは、デジタルファッションのみを制作する企業として注目を集めています。また、RTFKTは、NFTスニーカーを販売し、数億円規模の売上を記録しました。

Fabricantのデジタルファッション

2. AIによるデザイン生成とパーソナライズ化

AI技術は、デザイナーの創造性を支援するだけでなく、消費者の好みに合わせた服作りを可能にします。

デザイン生成AI Stitch Fixという、AIと人間のスタイリストの力を組み合わせ、自分だけのパーソナルスタイルを提案してくれるアメリカのサービスがあります。

まず、好みや体型、予算、ライフスタイルに関する簡単な質問に答えます。

すると、AIが回答した情報に基づいて膨大なアイテムの中から最適なものをピックアップ。その中から、経験豊富なスタイリストが最終的に5点セレクトし、おしゃれなボックスに入って自宅に届きます。

届いた服ですが、試着して、気に入ったものだけ購入すればOK。合わないものは無料で返送できます。

Stitch Fixのパーソナルスタイリングサービス

バーチャル試着 従来のバーチャル試着は、静止画や簡易的な3Dモデルを使用していましたが、近年ではよりリアルな試着体験を提供する技術が登場しています。AR技術を活用し、自分の体に服をリアルタイムで重ねて表示したり、動きに合わせて服のシワやドレープを再現したりすることが可能になっています。

ARを使ったリアルなバーチャル試着

3. 環境負荷を低減する素材開発

環境問題への意識の高まりから、サステナビリティを重視した素材開発が盛んに行われています。

代替素材の開発: 従来の石油由来の素材に代わり、植物由来のバイオ素材や、廃棄物から再生されたリサイクル素材などが注目されています。例えば、Bolt Threadsは、菌糸体から人工レザーを開発し、AdidasやStella McCartneyなどのブランドに採用されています。

Bolt Threadsの人工レザー

染色技術の革新: 従来の染色工程では、大量の水や化学薬品を使用しますが、近年では、水や薬品を使わない染色技術や、天然染料を使った染色技術などが開発されています。Colorifixは、微生物のDNAを改変することで、染料を生成する技術を開発し、環境負荷を大幅に削減することに成功しています。

Colorifixの微生物染色技術

4. 循環型経済を促進する取り組み

大量生産・大量消費・大量廃棄の従来型モデルから、資源を循環させる循環型経済への転換が求められています。

リサイクル技術の進化: 古着や廃棄繊維を原料とした再生繊維の開発が進んでいます。また、化学的に繊維を分解し、再び原料に戻すケミカルリサイクル技術も注目されています。

レンタル・シェアリングサービス: 所有ではなく利用を重視する考え方が広まり、服のレンタルやシェアリングサービスが普及しています。

米国の洋服レンタルサービスの代表「Rent the Runway」

5. エシカルな生産体制の構築

ファッション業界では、労働環境や人権問題への関心も高まっています。

ブロックチェーン技術の活用: ブロックチェーン技術を活用することで、製品の生産履歴を追跡し、労働環境や人権問題に関する情報を透明化することができます。

例えば2021年にLVMHを中心に立ち上げられた「オーラ・ブロックチェーンコンソーシアム」では、ブロックチェーン技術を活用して、原材料からユーザーの手元に渡る商品まで透明性を担保する試みをしています。

具体的には製品に埋め込まれたNFCチップを読み込むことで、スマートフォンで所有権証明書が表示されます。NFCチップに記録された原材料の産地や加工した場所などの情報をスマートフォン等でいつでも表示させることが可能となり、商品の信頼性を保っています。既にプラダ、カルティエ、バーバリーからメルセデス・ベンツ、ロレックス、オメガなどハイブランドアイテムで活用されています。

引用:https://note.com/pbadao/n/nb478cde70576

「オーラ・ブロックチェーンコンソーシアム」

フェアトレード: 生産者に適正な価格を支払い、公正な取引を行うフェアトレードの認証を受けた製品を選ぶ消費者が増えています。

例えばパタゴニアの「Footprint Chronicles」は、製品の製造過程を公開し、サプライチェーンの透明性を高める取り組みをしています。

「Footprint Chronicles」

まとめ

いかがだったでしょうか?

一見ITとは相反しそうなファッション業界にも、先に紹介した多くの事例のように、どんどん波が来ています。

私たちも、この最新のトレンドを常に注視しつつ

「もっと自分を好きになる。」をコンセプトに、業界を活性化させ、サステナブルな社会に貢献していきます。

osaRe:(オサレ)スタッフ

#スカイズザリミット #オサレ #兼丸昌也

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SKY'S THE LIMIT(スカイズザリミット) 社長兼丸昌也のSDGsへの関心から始まった、ファッション事業「osaRe:(オサレ)」 コンセプトは『もっとじぶんを好きになる。』

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