【服とサステナビリティ】2ヶ月で半分以上が土に還る!旭化成の繊維素材がすごい

こんばんは!osaRe:(オサレ)スタッフです🚶

 

社長の兼丸 昌也を始めとしたオサレスタッフは、日々の情報収集にも余念がありません。

(サステナブルに関する情報を書くことが多いこのブログですが、もちろんトレンドに関する情報も見ています(笑))


今回は、ファッションのサステナビリティに非常に関連が強い「素材」に関するニュースを見つけましたので、ご紹介していきたいと思います。


旭化成、サステナブルな繊維でSDGsに貢献

今回のニュースは、旭化成が開発した繊維素材について紹介しているものです。


サステナブルな繊維として注目されている素材がある。総合化学メーカーの旭化成が製造する化学繊維のキュプラ「ベンベルグ®」だ。なめらかな肌触りで独特の光沢と風合いがあり、様々なファッション製品や衣類の裏地などに使われている。

引用:https://project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00007/062100028/


今回注目されているのが、この「ベンベルグ」という素材。

コットンリンターという、綿糸原料の種子のうぶ毛部分を原料としているというものです。

コットンリンターは本来は綿実油を圧搾する際の副産物で、綿糸としては使われない部分。

旭化成は、その未利用繊維を独自の技術で精製・溶解して再生繊維にしています。


天然由来のベンベルグ®は環境負荷が少ない。生分解性を備え、夏の条件下(温度35度、湿度80%)で土に埋めると約2カ月で生地の重量が半分以下になる。繊維を燃やしても有害物質がほとんど発生しない。

注目される理由はその「生分解性」の高さ!

夏場の土の中に埋めておくと、2ヶ月で半分以下に分解されます。

長期的に分解されずに残り続ける化学繊維等と比べると圧倒的に早く土に還すことが可能です。


旭化成では、このベンベルグを通じて様々な側面でSDGsへの貢献を目指していくとのこと。

今後、さらに幅広く普及していくのが楽しみですね。


自然に還る素材が当たり前に

今回は「旭化成」が開発した、土に還る繊維素材に関するニュースをご紹介しました。


以前は丈夫な素材を使用してきた結果、地球の至るとことに分解されずに残ってしまっていましたが、今回のような素材の使用量が増えることで、地球に優しいもの作りが実現していけそうですね。


今回取り上げたような素材を使ったファッションアイテム作りが当たり前になるように、消費者も生産者も理解を深めていきたいと感じました。


osaRe:(オサレ)スタッフ 


 #スカイズザリミット #オサレ #兼丸 #昌也   

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