【コラム】アップサイクル:新しい価値を生み出すサステナビリティの形

こんばんは!osaRe:(オサレ)スタッフです🚶


社長の兼丸 昌也の影響もあって、オサレスタッフも連日SDGsやサステナビリティの情報収集に余念がありません。


そんな中「アップサイクル」という言葉があるのを、皆さんはご存知でしたか?

リサイクルに近い新たな概念とも言えるのが「アップサイクル」なのですが、サステナビリティを考えていく上で非常に意識していくべき言葉になりそうです。

しかもアップサイクルは、ファッション業界でも多く取り入れられていきそうな考え方のため、スタッフとしても見逃せません!


今回は、そんな「アップサイクル」について、ご紹介していきます。


サステナブルのキーになる「アップサイクル」とは?

アップサイクル(Upcycle)とは、リサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったもの不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせる、所謂”ゴミを宝物に換える”サスティナブルな考え方です。

出典:https://upcyclejapan.org/upcycle/


アップサイクルが一つ新しいのは、もともとはゴミになっていたものを「ほぼそのまま」資源として活用して「新しい価値を作り出す」という点にあります。


リサイクル:不要になった製品を一度原材料の状態に戻し、そこから製品をつくること

(例)古紙からトイレットペーパーをつくる


リユース:不要になったものを再度使用すること

(例)ビール瓶を洗浄・殺菌して再度使用する


以上のように、リサイクル・リユースどちらとも異なる考え方で、資源を有効活用しようという試みです。


リサイクルのように再資源化する際に必要なエネルギーやコストを掛けず、リユースのように同じ使い方ではなく、新しい付加価値を付けていくという点がアップサイクルの最大の強みです。


そのように聞くと非常に魅力的ですね!

実際に現在はどのような製品があるのでしょうか?


ファッション業界のアップサイクル例「FREITAG(フライターグ)」

画像:https://www.freitag.ch/ja


ファッション業界のアップサイクルメーカーとして代表的なのが「FREITAG(フライターグ)」です。


上の画像のようなメッセンジャーバッグが流行していた頃に、持っていた方も多いのではないでしょうか。

買ったことがある方はご存知かもしれませんが、フライターグの製品は、日常生活で使われていた物をアップサイクルして作られています。


例えば、画像のバッグ製品は

・廃棄予定だったトラックタープをバッグの本体に使用

・自動車のベルトを肩掛け用のベルトとして使用

など、廃棄予定だった物をそのまま製品の材料に使用しています。

↑トラックタープの例:http://takedasheet.co.jp/track


「ゴミになるはずだったもの」が「新しい製品に生まれ変わる」

アイテムもオシャレで、まさにアップサイクルの好例ともいえるものですね!


ホームページには、アップサイクルによって生まれたアイテムが多数販売されていて、ショッパー(エコバッグ)もありますので、興味がある方は見てみてください。

>>フライターグHP


アップサイクルはサステナブルな活動の大きな選択肢

今回は、リサイクルやリユースに加わる考え方として「アップサイクル」についてご紹介しました。

ファッション業界では生産された服の多くが、売り切られずに廃棄されている現状があります。

そんな業界だからこそ、アップサイクルの考え方で服やアイテムを生まれ変わらせることができれば、サステナブルな活動として大きなインパクトがありそうですね!


今回の話を知って、オサレでも服を作ってみたいと野望が広がりました(笑)

今後もアップサイクルについては、他の企業の取り組みなども紹介していきたいと思います。

お楽しみに!


osaRe:(オサレ)スタッフ

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SKY'S THE LIMIT(スカイズザリミット) 社長兼丸昌也のSDGsへの関心から始まった、ファッション事業「osaRe:(オサレ)」 コンセプトは『もっとじぶんを好きになる。』

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