こんにちは!osaRe:(オサレ)スタッフです🌟
10月15日〜17日に東京ビッグサイトで開催された「第15回 FaW TOKYO(ファッションワールド 東京)【秋】」に参加してきました!
8つの専門エリアがあり、その中でも私たちが注目したのは「サステナブルファッションEXPO」。
数多くの企業が集まる中でファッションの新たな概念や素材との出会いがあり非常に充実した時間でした!
FaW TOKYO(ファッションワールド 東京)https://www.fashion-tokyo.jp/
近年ファッションのメインテーマになりつつある「サステナブルファッション」。
よく耳にするようになってきましたが、実際にどのような素材がサステナブルなのか?
今回はそんなサステナブル素材に注目していきます!
サステナブル素材とは…?
まず、サステナブル素材には以下の通り2種類あります。
1.天然素材
2.リサイクル素材
それぞれどのような素材なのか、簡単にご紹介します。
1.天然素材
天然素材とは、化学物質が含まれておらず、自然界に存在する原材料から作られた素材のことです。
農薬や殺虫剤などを使用せず、遺伝子組み換えをできる限り行わないオーガニック農法で栽培されたオーガニックコットンや、
動物由来の原材料で作られた素材を非動物性の原材料に置き換えたフェイクレザーやエコレザーなどといったアニマルフリー素材があります。
2.リサイクル素材
リサイクル素材とは、廃棄予定の資源を再利用して作られた素材のことです。
廃棄予定のペットボトルやフィルムなどを再利用し、再生原料で作られた再生ポリエステル繊維や、廃棄予定の素材を加工して新たな価値ある素材として変換するアップサイクル素材などがあります。
上記のようなオーガニックコットンや再生ポリエステル繊維などは皆さん聞いたことがあるかもしれませんね。
その他のサステナブル素材
その他にも面白いサステナブル素材があるので紹介していきます。
◆キノコレザー
キノコの根の部分である菌糸体からできた天然素材。100%菌糸由来のため、自然に還りやすいというのも特徴です。
キノコが育つ過程で生じる色の濃淡や凹凸がレザーごとにランダムに発生するため唯一無二の柄が出来上がります。
◆漁網ナイロン
回収した廃漁網を素材としてナイロンに生まれ変わったプラスチック素材。
放棄、逸失、もしくは投棄されて、海に流出した漁網などの漁具「ゴーストギア」は、海洋汚染だけでなく、海洋生物に絡まり死に追いやってしまう原因になることもあるようです。そんな中、amu株式会社によって廃漁網を分別・加工して作られたのが漁網ナイロン「amuca」。リサイクル素材だけでなく、その漁具がどの地域でどんな漁業に使われたのか、裏側のストーリーも内包しています。
◆抹茶レザー
抹茶残渣を染料として再利用したアップサイクルのレザー素材。
抹茶工場で製造している集塵機で吸い取られた抹茶や、篩(ふるい)を通過しなかった規格外の抹茶などが残渣となり、食用として使用できなくなったものをレザー用の鞣剤や染料として再活用されます。
https://kyoeiseicha.co.jp/pickup/info/3000/
◆大豆由来の繊維生地
大豆を豆腐などの食品にする過程で出る搾りかすを原料とした素材です。
天然素材のため抗菌・防臭の効果が期待でき、光沢感があってシルクのような優しい肌触りが特徴です。
無印良品でも大豆繊維を使った商品が販売されています。
https://www.tenji.tv/contents/58148/
https://www.muji.com/jp/ja/shop/046604/articles/muji-staff/1386106
まとめ
私達が想像するより、ユニークで幅広いサステナブルな素材がたくさんありました。
サステナブル素材を日常に取り入れて、より自分らしいファッションを楽しんでみるのも良いですね。
osaRe:(オサレ)スタッフ
#スカイズザリミット #オサレ #兼丸昌也
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