時代に乗らず次代をつくるブランド、LEMAIRE（ルメール）

こんにちは！osaRe:（オサレ）スタッフです🚶‍♂️

一生永く着られる服には、流行よりも大切なことがあるのではないかと、常々かんがえているのですが、皆さんは『実際それはなんなのだろう？』と考えたことはありますか？

それはきっと服への愛着だったり、思い出だったり、生産者の配慮だったり、人の心の部分が多いのだと個人的には思っています。

今回は、そんな一生着ていける服、着ていきたいなと思える服、そういった想いの込められたブランドの紹介をしていきます！

その名も「LEMAIRE」！！ブランド名の由来はフランス語圏の姓として使われている、立ち上げた『CHRISTOPHE LEMAIRE』（クリストフ　ルメール）　ご本人の名前からきています。ちなみに、現在のブランド名と違い、立ち上げ当初から2011年までは『CHRISTOPHE LEMAIRE』という姓名自体がブランド名となっていました。

LEMAIREのテーマ

「LEMAIRE」は日常のために服をデザインするというコンセプトのもと、1990年に自らの名を冠してブランドを立ち上げました。

流行よりスタイルを求める人のための心地よいボリュームとベーシックでアイコニックなアイテムで構成される、タイムレスなワードローブを提案しており、いつの時代から見ても、おしゃれでかっこいい自分になれるブランドです。
また、着る人の個性を生かすための強さと静寂の完璧なバランスを追求したコレクションは、着る人に“永遠に着ていたい”と思わせる完璧なボリューム感とシルエットを提案していると、ファッションプレスでも紹介されています。

LEMAIREと日本の関係

パリ本店に次ぐ、2店舗目を2007年に東京・原宿で打ちたてたことに始まり、実は色々と日本との接点が多いブランドでもあります。平成以前の日本人の感性の特徴として、義理堅さや和、伝統・文化、自然など、形ないものを大切にする特性があると言われています。日常使いや永く着ていく服としてのブランドコンセプトと、思いや無形のものを大切にする感性に日本との親和性を感じます。

その他にも、コレクションの素材に関しては、信頼性、耐久性、オリジナリティを重視して厳選された、ヨーロッパと日本で織られた素材を使用しています。そして、何より印象的なのは、UNIQLOとのコラボブランドである、UNIQLO U！！！！

UNIQLOといえば、普段使いの代名詞。そのブランドと、現実に即した服を作ることに誇りを持っているLEMAIREの親和性ときたら、他に優るものはありません。

UNIQLO Uは、同じような質感ながら、よりコストがかからない素材を使ったシャープなアイテムを届けています。本当にシンプルなものを、最も求められるものにグレードアップするルメールの稀有な審美眼があるからこそ、LEMAIREの“主張しないスタイル”とのマッチが人気を博しました。

CHRISTOPHE LEMAIREの想い

冒頭で、”流行よりも大切なことはなんなのか”を問いましたが、LEMAIREの大切にしている想いを最後に皆さんにシェアしたいと思います。

「どれだけ人に衝撃を与えられるか」をファッションが重視していた時代。ファッションは強い印象を与え、ノイズを生むことが大事で、日常のためのものではないという考えが浸透していました。そんな時にLEMAIREは、ニーズから想起し、機能的で、手入れがラクで、簡単にしまえる。そして、長持ちし、古くなっても味わいが増すような頑丈さがあればなお良しと考え、ブランドを立ち上げました。日常と繊細さと、質素かつ利便性のある実用性の高さが伺えるLEMAIREの作品は、どこか無駄なく、浪費より節約を好む日本人の生き方に通じているでしょう。

まとめ

この先のファッションは、環境問題や資源の問題など大きな波に飲まれていきます。そんな時に、実用性のあるファッションは明らかに強いと感じます。そして、環境への配慮や生産者の想いなども、実用性のある永く使われる存在（ブランド）でありたいと思うからこそ、今後もより強く反映されていくのでしょう。

とても日本の美意識と親和性のある考え方が、世界のファッションにも流れていると考えると少しワクワクしますね！

改めて、無駄のない洗礼されたおしゃれや、環境やたくさんのことに配慮して楽しむファッションの価値を考えてみませんか？

では、今回はこの辺りで終えていきます。次の投稿もお楽しみに！！

osaRe:（オサレ）スタッフ

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