自然を愛するファッションブランド patagonia®︎

こんにちは!osaRe:(オサレ)スタッフです🚶‍♂️

街行く人を着飾り、時代を作るファッションブランド。今では確固たる立ち位置を築いて文化を受け継ぎ、次の時代に進んでいるブランドたちだが、彼らもはじめは認知のない、世界共通のファッションの歴史を作って来た小さなお店でした。

そんな彼らの歴史について、各社の未来、在り方を考えながら見ていきましょう。

初回は、「Patagonia」!!その名の通り、南米の遥かなる大地を想起させる、アウトドアブランドの代表格です。では、さっそくPatagoniaの歴史を見ていきましょう。


アウトドアブランド、Patagoniaの始まりはとは?



出典:Wikipedia

Patagoniaは、1957年に登山家のイヴォン・シュイナードが創立したアウトドアウェアブランドで、社名は南アメリカ大陸を流れるコロラド川以南地域の総称の言葉が由来です。社名を決めた理由の1つに、《フィヨルドに流れ込む氷河、風にさらされた鋭い頂、ガウチョやコンドルが飛び交う空想的な風景が思い起こされるため》とあり、とても冒険心がそそられワクワクしますよね!!!


今では普段使いの服もラインナップに上がっているこのブランドだが、元々は鍛冶屋から始まりました。

1965年にPatagoniaの前身である、シュイナード・イクイップメント社にて、当時はまだ使い切りであった登山アイテム「ピトン」を、再利用が可能な頑丈なまったく新しいピトンを鍛冶屋として製造及び販売を開始した。しかし、クライミングの流行により、ピトンの使用に伴う山へのダメージが環境破壊に繋がっていると考え、ピトン製造から登山用フリースの製造に移行しました。そして、今の在り方に時代とともに変わってきたという歴史があります。

Patagoniaから始まる環境への取り組み!

現在、Patagoniaは会社設立当社から掲げていた環境への想いをそのままに、多くの活動をしています。ここでは、PFCフリー素材での防水加工製品の販売と、今後の新しい事業について取り上げていきます。


雨が降ると傘をさしたり、カッパを着ると思いますが、なぜでしょうか???濡れないためですよね!でもなぜ濡れないのでしょうか。それは、衣服や傘などに、撥水・撥油加工が施されているからです。従来、PFC加工と呼ばれる製造方法にて、強力な撥水・撥油加工を施した製品が一般的に製造・販売されていましたが、2019年のストックホルム条約でPFCが廃絶物質に指定されました。主な原因としては、PFCの製造段階での水質汚染です。そのため、PFCフリーのアイテムが、多くのアウトドアブランドで取り扱われるようになってきています。ただ、PFCフリーのアイテムは、撥油性能が著しく低いため、厳しい環境下での使用は各社の方針によるようですが、アウトドアを楽しむためにも環境保全に目を向けるのはとても大切ですよね!!


そして、今後の新しい事業ですが、食品事業があげられます。鍛冶屋からアウトドアブランドになり、アウトドアブランドが食品を扱うということ。一見、一貫性がないように見えるが、自然環境への想いが馳せられた、とても重要な事業のように思います。Patagoniaプロビジョンズという名前で、魚介など多様な食材を販売しています。


これまでの人類の歴史上、農耕の発達に伴う人口増加により、多くの大地の土壌を時代に合わせて活用し、土壌を疲弊させてきました。国連食糧農業機関(FAO)によると、現在の速度で土壌を劣化させ続けた場合、残される収穫量は60年分ほどとのことです。また、かつての食材と比べ、今の時代、たいていの食材において栄養分が明らかに低下しているとのことです。(引用: Journal of American college of nutrition )そのため、Patagoniaは、リジェネラティブ・オーガニック農法という、土壌の有機物を増やすことでCO2を貯留し、気候変動を抑制する効果があると考えられている農法により、健全な土壌を再構築しながら作物を生み出す活動をしています。


まとめ

このように、鍛冶屋から始まったファッションブランドが、世の中への影響力を活かし、環境保全を発信しており、面白いですよね!!osaReスタッフとしても、ファッション業界が与える影響力を改めて見つめて、環境にいい取り組みを実施、発信していきます。

次回以降もブランドの歴史や未来について綴っていきます!投稿をお楽しみに!!


osaRe:(オサレ)スタッフ


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SKY'S THE LIMIT(スカイズザリミット) 社長兼丸昌也のSDGsへの関心から始まった、ファッション事業「osaRe:(オサレ)」 コンセプトは『もっとじぶんを好きになる。』

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