こんばんは!osaRe:(オサレ)スタッフです🚶
暖かくなってきたこの季節、気温が上がって気分も上がる一方で、毎年多くの人が悩まされているのが
「花粉」
ではないでしょうか。
オサレの運営会社SKY’S THE LIMIT(スカイズザリミット)のスタッフや、社長の兼丸 昌也など、身の回りでも多くの方が花粉症には苦しめられています。この時期に限って言えば、コロナウイルスよりも怖いと思っている方も多いかも知れません。
現在はマスクで外出するのが当たり前になったため、例年に比べると外での花粉症の症状が軽い方も多いのではないでしょうか。
一方、外出から帰ってきて、部屋で過ごしていると
「何だか鼻がムズムズする」「くしゃみが出る」「目がかゆい」
などの症状が出てくることはありませんか?
もしかすると、お持ちの服が原因で花粉を家に持ち込みやすくなっているかも知れません。
今回は、そんな花粉と服の関係についてご紹介していきたいと思います。
服に花粉が付くのは主に◯◯が原因
花粉は小さい粒子の状態で空中を漂っているため、外を歩いていれば服や体に付着します。
付着した花粉が、服についたままになってしまう原因は何でしょうか?
それは「静電気」
小学生の時に下敷きで頭を擦って、髪の毛が下敷きにくっついた状態を体験したことは誰でも経験があるはず(世代がバレる?)。
同じような原理で、服が発生させている静電気に花粉が吸い寄せられて、くっついたまま家に持ち込んでしまっている可能性があるのです。
春先はまだまだ乾燥しやすい時期でもあり、静電気が環境的に発生しやすい状況でもあるため、服が発生させる静電気に対する対策が大切です。
この静電気対策について、今回は家を出る前にできる方法を2点、家から帰った後にできること1点をご紹介します。
対策その1.柔軟剤や静電気防止スプレーを使用する
まずは第1の対策として「服が静電気を発生しにくくする」という方法をご紹介します。
柔軟剤や静電気防止スプレーには、服の表面の静電気の発生のしやすさをコーティングで抑える効果があります。
イメージとしては、髪の毛をシャンプーした後にトリートメントをすることで、髪の毛の表面を成分でコーティングして、髪がなめらかになり静電気が発生しにくくなったような状態です。
柔軟剤であれば洗濯の段階で対策になり、柔軟剤を使われていない場合は、静電気防止スプレーを使った後から対策ができます。
対策その2.重ね着する服の素材に気をつける
参考:日本化学繊維協会編、化学繊維の実際知識、東洋経済新報社(1986)
上の図は、服の素材による帯電のしやすさを表しています。
服に付いている、素材のタグを見てみてください。その服に使用されている素材が書いてあると思います。
この図から見て、綿や絹、麻などは帯電にくい素材になっていることが分かります。帯電しにくい素材はあまり気にしなくてもいいのですが注意すべきなのが、
「図の左側の素材と、右側の素材」を重ね着したときです。
+と−で組み合わせた時に、最も静電気が発生しやすくなります。
寒い日についやりがちな、
ヒー◯テック(アクリルとポリエステル) + ウールのニットなど
これでは完全に服が「花粉吸収装置」と化してしまいます(笑)
花粉の対策をしたい場合には、綿などの素材による重ね着や、同素材でのコーディネートを意識していきましょう。
対策その3.帰ってきたら玄関前で花粉を取る
最後の対策はとてもシンプル!
花粉が付いた状態で家に帰ってくることを前提に、物理的に花粉を取るというものです。
玄関前で、服や頭などの外に出ているところを一通り払っていきます。
手で払うだけでも効果がありますが、衣類用のコロコロなどを使うと、効率よく花粉をとることができます。
この時期は、可能な方は玄関前に衣類用のコロコロを準備しておくといいかも知れません。
「少しの心がけ」で快適に過ごそう
以上、今回はこの季節のお悩みダントツ1位の「花粉症対策」について、ファッションアイテムを取り扱っているスタッフの目線から、対策方法を3つご紹介しました。
家の中でも花粉に悩まされている方は、家に花粉を持ち込まないようにする今回の方法を試してみていただければと思います。
対策をしっかりすれば、気候としてはとてもファッションを楽しめるのが春でもあります。
花粉を寄せ付けずに、快適なファッションライフを過ごしていきましょう!
参考文献:https://lidea.today/articles/161
osaRe:(オサレ)スタッフ
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